『誇り』と『プライド』の違い

仕事をしていても上司に言われたりする言葉ですが、
このふたつは違う、ということを
20代の頃、教えていただいたのを思い出します。

『誇り』…名誉に感じること。また、その心。

『プライド』…自尊心のこと。

ちなみに、自尊心とは、
自分の人格を大切にする気持ち。

自分の思想や言動などに自信をもち、
他からの干渉を排除する態度です。

こう比べてみると、本当に似ているようでも
『誇り』と『プライド』は、大きく違うことがわかります。

この意味を知っていると、
「仕事に誇りを持つ！」「仕事にプライドを持つ！」
同じ言葉のようでも、実は中身はまったく違います。

「仕事に誇りを持つ！」ということは、名誉に感じるということ。
自分のしている仕事が世のため、人のためになっているという
喜びを感じながら仕事をしているということ、だと感じました。

まごころを持って仕事をすることで『誇り』になり、
そして、その人の自信と周りの信頼に結びついていくと思います。

その一方で「仕事にプライドを持つ！」ということは、
自分の人格を重視しながら、自分の価値観を人に押し付けたり
自分の意見を通そうとしたり、強引で一方的な仕事、だと感じました。

これが正しい！と自分を貫くことで『プライド』になり、
それは「我」や「欲」の世界で生きていくのだと思います。

どちらを選ぶのは自分次第ということになるですが、、、

私は『誇り』の世界の方が断然いいですし、
そちらで繋がるまごころの仲間と仕事がしたいと思います。

そう思うと、今までの自分の仕事のレベルを見つめ直すと
もっといい方向に進めるように感じますし、
もっともっとお客様の立場に立って考えることが必要だし、
自分を信じてくれている方や教え導いてくれる方に
もっともっとお役に立てるように努力していきます。

人間としても成長して、器を大きくしていきます。

まだまだ未熟な私から、またひとつ成長できますように。