受け継がれるもの、心、想い、行動
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GWになって、グループ会社のレンタカーの現場に来ています!
高知龍馬空港の店舗に、朝から晩まで来て
お客様(観光客や帰省客)と接していますが、
お客様とお話をする度に、思い出す人がいます。
今日は、そのようなお話です。
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妻の祖父が、2019年12月に他界しました。
妻と僕との結婚が決まって入籍する月に初めて会ってから
最後の約半年間は入院されていて実際には4年間も接していません。
だけど、誰よりもあたたかく見守り、高知での仕事を応援してくれました。
そんな、優しく、たくましい妻の祖父は
今上上皇陛下が天皇陛下のときに『瑞寶双光章』の叙勲を受けています。
そして、、、
他界して、4ヶ月が経ったころ、叙位されました!!
立派過ぎて、本当にすごいなぁと誉れです。
位階なんて、貴族や武家の話でしか、見たり、聞いたことがありません。
そんな祖父、困っている人がいるといつも手を差し伸べていたそうで…
財布を落として困っている県外からの観光客が目の前にいれば
家に帰る交通費を自分の財布からそっと出してあげたそう。
「高知の思い出が最後に悪いものでなくいい思い出で終わってほしいから」
返さなくていいから、無事にお家にたどり着いてね、と話していたそうです。
そんな話、葬儀のときに家族でさえ初めて知ったそうです。
困っている人を放っておけない。
目の前の人を助けるのは当たり前。
祖父に助けられた人は多いらしく…
奢らず、求めず、謙虚であたたかい。
偉大な方に、優しく見守って接してもらってたんだな〜と
思い出し、その大きな愛に泣きそうです。
高知龍馬空港に到着されたお客様を店舗にご案内するときには
「お帰りなさい、ご無事にお着きになられてよかったです」
高知での思い出が最高なものになるようにお話をします。
何か困ったことがあれば、何でも相談に乗っています。
高知龍馬空港からご自宅へ戻られるお客様をお送りするときは
「またお戻りくださいね、気をつけていってらっしゃい」
最後まで高知がよかったねと思っていただけるようにお言葉をかけています。
祖父から受け継いだものは、確かに私の心の中にあります。
これを、また自分の次の世代にも伝えていきたいと思います。