未来に重きを置く

例えば、子育てがひと段落をしたとき、
セカンドライフやセカンドキャリアを迎えたとき、
自分がどのような人生を歩んでいくかを決めます。

誰だって、自分が死ぬときには
ゼッタイに、後悔をしたくないものです。

死を迎えるときになって私たちは直面します。

自分がどんな人生だったのか、
自分がどんな生き方をしてきたのか、

いやが応にも、明確になる瞬間です。

「死ぬまでにしたい10のこと」という映画が流行り、
今では「終活」という言葉が一般的になりました。

それは、まさに、そのことを象徴しているようです。

広く長い人生という時間だけではありません。
私たちは日常生活の中で何かしらの問題や課題に直面します。

それは、仕事やビジネスのことかもしれませんし
家族や近しい愛する人のことかもしれません。
お金や資産のことかもしれませんし、
友人や近所や職場の人との人間関係かもしれません。

人生において、日常生活において
私たちは『選択』を求められたとき、
すべての判断は「過去」や「現在」を基準に行われます。

それは、「過去」の経験から判断をしたり
（以前、こうだったから、とか）
「現在」の置かれている状況から判断をしたり
（今、自分がこうだから、とか）
そういう「理屈」や「理由」を大切にするから、です。

これまで、個人セッションや個人相談などで
15年間で3万人を超える人とお会いしてきましたが
世の中の、おおよそ90％くらいの人は、
「過去」や「現在」の “自分の枠” に縛られています。

そして、“自分の枠” が世界のすべてのようになり
自分で自分の足に足枷を付けてしまっていて、
自ら自由を捨て、自ら可能性と選択肢を狭めて、
身動きが取れなくなってしまうのです。

やってもいないのにできない
やってうまくいかなかったからできない

それは「過去」や「現在」に縛られている“証”です。

「過去」がこうだったから、
「現在」がこうなっているから、

「過去から現在、現在からの延長線上に生きよう」とします。

だから、周りを見渡せば、うまくいかない人ばかり。
求めては、足掻いて、もがいて、諦めてしまうのです。

困ったり、悩んだりしても、解決ができない。

同じ場所でくるくる堂々巡りになっている自分。
同じことを繰り返していて抜け出せていない。

夢や理想や願いはあるけど、叶いそうにない。

だから、本当にそこから抜け出したければ、
【発想の転換】が重要で、それしかないのです。

「過去」や「現在」から、「未来」へ。

“自分の枠の中”から、“自分の枠を超える” へ。

そうすることで、これまでの過去・現在の延長線上にはない
【新しいあなたの未来】の道が、創られ始めていきます。

自由で、制限や枠や縛りはなく、自分で決めることができて
希望や豊かさにあふれていて、無限の選択肢や可能性がある！