童話「アリとキリギリス」から学ぶ成功法則
この記事は約 4 分で読めます。
Miracle Life Create Labo.の舟越です。
童話の「アリとキリギリス」のお話を知っていますか?
実は、このお話に【未来脳】の成功体験の話が隠されているのです。
*************
【童話】アリとキリギリス<あらすじ>
ある暑い夏の日、自分の体より大きなパンのかけらを背負って
一生懸命に家に向かって運んでいる働き者のアリがいました。
せっせとパンを運んでいるアリに向かって、
バイオリンを弾いていたキリギリスが尋ねます。
「アリさんは何をしているの?」
アリはキリギリスに向かって答えます。
「寒い寒い冬に備えて、食べ物を運んでいるんですよ」
キリギリスはアリに笑いながらいいます。
「食料なんてわざわざ運ばなくても、たくさんあるじゃない(笑)
こんな暑い日に働くなんてバカなやつだねぇ〜」
アリは答えます。
「今はたくさんあるけど、冬になると食べ物はなくなってしまうよ」
キリギリスはいいます。
「まだ夏は始まったばかり!楽しく歌って過ごさなきゃ♪」
キリギリスはそう言ってアリを笑いながらからかい、
再びバイオリンを弾き始め、昼も夜も働かずに仲間たちと
音楽会を開いては、歌ったり踊ったりの毎日を過ごしていました。
やがて夏が終わり、秋がやってきました。
キリギリスは変わらず、遊んで暮らしています。
やがて、冬が近づき、青々としていた草木が枯れ、葉が散っていきました。
そして、本格的な冬がやってきました。
キリギリスは食料を探すものの、枯れ果てた野原には何もありません。
冬の準備を何もしていなかったキリギリスは、お腹が空いて空いて
終には困り果てて、枯れ草のかげで凍えてしまいます。
「このままでは、死んでしまう…」
キリギリスは、アリが夏の間に、ずっと食料を集めて運んでいたことを
ふっと思い出し、食べ物をわけてもらおう!とアリの家を訪ねました。
「アリさん、どうか食料をわけてもらえませんか?」
しかし、キリギリスは夏の間に働いていたアリを
笑いながらからかってしまった自分の行為を思い出し、
食料をわけてもらえないかもしれない…と一抹の不安がよぎります。
夏の間、散々バカにされていたアリですが、キリギリスにこういいます。
「キリギリスさんは、夏も秋も歌って過ごしていたのだから、
冬の間、踊って過ごせばいいんじゃないですか?」
しかし、気の毒に思えたアリは、パンのかけらをあげることにしました。
そして、アリはキリギリスにいいます。
「でも、冬は厳しいですから、どうぞこのパンを食べてください。
その代わり、キリギリスさんのバイオリンを僕たちにも聞かせてください」
キリギリスは涙を流して喜び何度も感謝をアリに伝え、
張り切って、御礼にバイオリンを弾きました。
そして、次の年の夏からは、アリを見習って
心を入れ替えて、まじめに働くようになったそうです。
*************
さぁ、いかがでしたか?
童話「アリとキリギリス」は幼いころから聞いたことがあると思います。
しかし、大人になって、改めて話を読んでみると?
これは【未来脳】と【現在脳】との違い、と思いませんか?!
アリ→未来脳
キリギリス→現在脳
アリは、寒く厳しい冬を超えた春、つまり越冬した次の年の未来から
振り返って(バックキャスト方式)して【未来脳】にチェンジをして
どうやって冬を乗り越えたのか?を知って、気づいて、わかって
その準備を夏からしっかりと進めていた、というわけです。
それに対して、キリギリスは「今」を意識しすぎていて
未来も大丈夫だろう!という【現在脳】で予測や推定で過ごしてしまい
このままできっとOKさ!(フォローキャスト方式)と楽観的に流されて
結局、問題に直面をしたときに身動きが取れなくなる、というわけです。
ドキ!っと心当たりがある人もいるかもしれませんね。
これが、童話「アリとキリギリス」から学ぶ成功法則です。
【未来脳】を活用して生きることで、現実に起きうる問題も問題でなくなり
自分の想った以上、期待した以上、予想した以上の未来が出現してきます!
【未来脳】と【現在脳】で、結果は大きく変わってきます。
そして【未来脳】のすごいところは?!
【未来脳】のおかげで「視野」や「視点」が広く、深くなっているので
アリのようにキリギリスに、豊かさをわけ与えるゆとりもできるんです!
だから「調和」の中で生きることも自然にできるようになって
自分を通して周りにも「奇蹟」を起こせるようになっていくのです。
あなたも【未来脳】で、あなた自身の「奇蹟」は当たり前で、
周りの大切な人たちにもその「奇蹟」の波紋を拡げていきませんか?