脱炭素な社会についての打ち合わせ
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Miracle Life Create Labo.の舟越です!
今日のお話は、「脱炭素」について。
それでは、はじめていきましょう!!
今日も1日が、スッキリよくなっていく、
ミラクル・マインド体験をしましょう
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先日、高知工科大学の西條先生にお声がけをいただいて
高知県が取り組む「脱炭素」の計画についての
意見交換の場に参加をさせていただきました。
「脱炭素」のためのロードマップを
高知県の職員の方が一生懸命に作成をして
これまでにも高校生を交えたり、専門家を交えたりして
しっかりと作成を進めてこられたとのことでした。
確かに、そのロードマップには、2050年までに
カーボンニュートラルを達成して、「脱炭素」社会が
高知県で出来上がっている、と想定された内容が盛り込まれ
よく考えられていると思いました。
が!!!
そのいずれも、現状維持されているところが想定され
今後、どのようなシビアな状況があるのかが抜けていました。
例えば、人口。
高知県では、毎年1万人純減していますが、
人口が維持できていることが想定されていたのです。
例えば、気温。
高知県では、2100年には真夏日が年の3分の1を占めます。
ということは、2050年は単純計算でもその半分は真夏日ですから
今の農業や林業や漁業がそのまま適用されているはずはありません。
例えば、災害。
豪雨被害があれば、川も工場も被害を受けるでしょう。
太陽光発電施設も土砂で埋まるかもしれません。
南海トラフ大震災も、きっと起きてくるでしょう。
企業ももちろん、減っているでしょう。
働く人の人手不足により、合併が急務になるために
カーボンニュートラルに取り組める企業があたしてどの程度残るか?
今の「未来予測」でいくと、どうしても甘い想定が生まれます。
人の「楽観性」によるところが大きいのかもしれませんが
このまま続くだろう、という人の淡い期待が必ず生じます。
しかし、未来はそんなに甘くはありません。
まったく違う環境で、私たちは生存権を求めているわけです。
インフラは維持ができているのでしょうか?
税収が落ちている中、地方自治体単独で生き残れるでしょうか?
そのような中、カーボンニュートラルに取り組めているでしょうか?
実際に、自分たちができることで、未来の脱炭素社会の実現を目指すべきですね。