これから先の時代の、未来のコミュニティ像
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今日は、高知県の山奥を訪ねました。
そこには “理想郷” を作ろうと力を合わせている
県外出身のメンバーたちが集っていました。
今日は、そのようなお話です。
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今日は昼から、高知県の中山間にある自治体の
「本山町」という町を視察で訪れました。
『クラインガルデン』という移住促進のための
建物がある町(実際に1年間住むこともできます)で
県外からの移住者も増えているような町です。
キレイな川があって、豊かな山林があって
棚田遺産にも登録がされているような
日本の原風景がまだ残っているような地域です。
空が高く、陽があたたかく、時間の流れも穏やかで
自然とともに生きたい!という方にはオススメです。
そんなこの地域に、加藤和さんという方に
「ぜひ、いらしてください」とお誘いを受け、
プロジェクトチーム一同で観にいくことに。
待ち合わせ場所に行くと、用意されたのは軽自動車。
「乗用車では行くことはできませんから」
そう言われて、車で連れて行かれたのは、
本当に、深い深い山の中。
ぐるぐるぐるぐる山の中の道、林道を進みます。
もちろん、山の奥に行けば携帯電話なんてつながりません(笑)
特に、棚田の中を走っている農道は、
軽自動車ギリギリの幅の道路しかなく、
少しでもズレると脱輪をする危険な道(笑)
そんな山道、ある意味、獣道を進んでいくと
その道沿いに、ポツン、ポツン、と
移住者の皆様が点在して暮らしていました。
なにやら、自分たちで家を建てて住んでいるそうで
「セルフビルド」と呼ぶのだそうです(笑)
「セルフビルド」だと300万円程度あれば
住める程度の1件屋が建ててしまえるのだそうで、
(実際に見ると、立派な2階建ての家でした)
移住しても、木を切ったり、野草を売ったりと
食べていくには何かしら仕事がある、とのこと。
そうやって、この加藤和さんを中心にして
いろいろな人が全国から移住をしてきているようです。
既に、移住仲間も100名超えるくらいになっていて、
それくらい人が集まって来れば、いろいろなことができる!と
これからやりたい理想郷づくりの「夢」を語っていただきながら
耕作放棄地の草をかき分けて歩きながら道を進みました。
元々、なにもなかった山、なにもなかった場所。
むしろ荒れ果てていてどうしようもなかった場所。
人が放棄したそんな場所に知恵者が入ってきて
その知恵者はフロンティア精神で「未来ビジョン」を描き
その「未来ビジョン」に共感した人たちが集まって
今、全国からも注目を集めている場所になっている。
移住してきた人同士でつながっていって
移住してきた人が力を合わせて地域のために動き
地域の人も信頼をして、一緒に力を合わせていく。
この姿を見たときに「未来の姿」を垣間見ました。
きっと、これから先の時代の姿とは、
ただただ最先端の便利な生活になるのではなく
時代が戻るようなことが見直されるのだと思います。
デジタルはアナログに。
建前の付き合いから本音の付き合いに。
そういう中で描かれた「未来ビジョン」という旗に
人は集まってきて、同じ志を共感してわかち合い、
それぞれが、それぞれに、自立をしながらも
「面白い」ということを一緒にやっていく!
必要だと思ったことを共に仕事にしていく。
これが、未来のコミュニティ像だ、と勉強になりました。
これまでもコミュニティの時代と言われていましたが
これからは、もっとますます「コミュニティ」というのが
自分のステージを決めるような大きな要因になるでしょう。
あなたが所属するコミュニティがどこなのか?
どこに重点を置くのか?何を目指しているのか?
これが「未来ビジョン」として描かれていれば
それを目指して、共感をした人は集まってきます。
そして、ある程度集まれば、影響力を得られます。
そんなことを考えながら、4時間も
険しい山道を行進していました(笑)
Miracle Life Create は、未来脳を学んだ受講生による
成功体験を共有する「コミュニティ」といえるかもしれません。
自分たちがそれぞれの夢を叶えるために動きながらも
それを共感して、応援し合って、高め合って進んでいく。
私も、10年以上探して、ようやく辿り着いたと思います。
しかし、共感するためにも、先ずはビジョンが必要です。
自分の未来がどうなっているのか?
その「未来ビジョン」は皆さんも常に持ち続けましょうね。